2023年に「社会現象」とまで評されたTBS日曜劇場『VIVANT』の続編が、2026年7月26日から放送されています。堺雅人さん主演のこのドラマ、第2シーズンの初回は世帯視聴率18.8%を記録し、スポニチアネックスによると令和の連続ドラマ初回としては歴代2位という高い数字を残しました。その後の推移やTVerでの配信記録、そして総話数・最終回・劇場版といった今後の展開について、確定していることと報道段階にとどまることを分けて整理します。
初回18.8%、TVerも歴代記録に
スポニチアネックスなどの報道によると、『VIVANT』第2シーズンの初回(通算第11話、2026年7月26日放送)は、関東地区の世帯平均視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ)を記録しました。個人視聴率は12.1%でした。この18.8%という数字は、スポニチアネックスの集計によると令和になってから放送された民放連続ドラマの初回視聴率としては歴代2位の高さだといいます。ただしこれはあくまで同紙の集計条件下での順位であり、ビデオリサーチやTBSが公式に「令和歴代ランキング」を発表しているわけではない点には注意が必要です。
その後、放送回によって数字には上下があったものの、2026年9月6日放送の第17話では世帯視聴率が17.1%(個人11.2%)まで上昇し、前回から世帯2.1ポイント上昇、第2シーズン初回に次ぐ高い数字となったとMANTANWEBなどが報じています。
| 項目 | 第1シーズン(2023年) | 第2シーズン(2026年) |
|---|---|---|
| 放送形態 | 全10話 | 通算第11話から2クール連続放送(総話数は公式未発表) |
| 初回視聴率 | ― | 世帯18.8%・個人12.1% |
| 直近の視聴率 | ― | 世帯17.1%・個人11.2%(第17話・9月6日放送) |
| 最終回・シリーズ平均視聴率 | 世帯19.6%(最終回)/単純平均約14.3% | 集計中 |
| TVer配信 | ― | 配信開始8日間で887万再生、TVer歴代最高記録 |
特に注目したいのは、9月6日放送の第17話が前回から世帯2.1ポイントも上昇し、初回に次ぐ高い数字を記録した点です。放送開始から1カ月以上が経過してもなお視聴率が上下しながら高水準を維持していることは、単発の話題性ではなく、視聴者の継続的な関心を集められている証拠だといえます。TVerでは配信開始8日間で887万再生を突破し、TVer全番組の単一エピソードとして歴代最高記録を更新しました。
「世帯視聴率」「個人視聴率」とは
テレビの視聴率には主に「世帯視聴率」と「個人視聴率」の2種類があります。世帯視聴率は、調査対象の世帯のうち何%がその番組を見ていたかを示す数字で、1つの世帯に何人いても「見ていたかどうか」でカウントされます。一方、個人視聴率は、調査対象となる個人単位で「誰が見ていたか」を集計する数字です。一般的にニュースで大きく取り上げられるのは世帯視聴率ですが、広告業界などでは、どの年齢層・性別が実際に見ているかが分かる個人視聴率も重視されます。今回の『VIVANT2』は、世帯視聴率18.8%に対し個人視聴率12.1%と、両方の指標で高い数字を残しています。
シーズン1から続編までの歩み
『VIVANT』第1シーズンは2023年7月から9月にかけてTBS系「日曜劇場」枠で放送されました。商社の誤送金事件を追ってモンゴルへ向かった乃木憂助(堺雅人さん)が、国家の裏側に関わる大きな陰謀に巻き込まれていくというストーリーで、二階堂ふみさんらが共演しています。最終回(第10話)は世帯視聴率19.6%を記録し、全10話の世帯視聴率を単純平均するとおよそ14.3%という高水準でした。放送当時から「予測不能な展開」が話題を呼び、ドラマの枠を超えた「社会現象」と評されるほどの人気を集めています。
それから約3年を経て放送された第2シーズンが、初回から前作に迫る勢いの数字を叩き出したことは、続編ものが陥りがちな「前作人気に届かない」というジンクスを覆す結果だといえます。3年という放送間隔を経てもファンの期待が薄れていなかったことが、この初回視聴率の高さに表れています。
もう一つの注目点は、続編までの構成です。テレビドラマの続編は、同じ枠で数話〜10話程度の新シリーズとして放送されるのが一般的ですが、今回の『VIVANT2』は、通算第11話から2クール連続で放送される点で、第1シーズンよりも長期の構成になっています。総話数については、報道では「全24話」「第2シーズンは14話構成」といった観測も出ていますが、2026年9月12日時点でTBS側から総話数を確定させる公式発表は確認できていません。
既存ファンと新規視聴者、それぞれの楽しみ方
第1シーズンを見ていた人にとって:3年ぶりの続編で、前作の謎がどこまで明かされるのかが最大の関心事です。第17話では堺雅人さんが乃木と別人物の二役を演じる展開も報じられており、物語がさらに複雑化していることがうかがえます。
これから見始める人にとって:高視聴率が続いていること自体が、初めて見る人にとっての「入りやすさ」の目安になります。ただし前作を踏まえた続編であるため、第1シーズンから見ることでより楽しめる作品です。TVerでの配信記録が示す通り、放送済みの回を配信で追いかける視聴スタイルも広がっています。
テレビ業界にとって:地上波ドラマの視聴率が全体的に厳しいとされる中、TVerでも歴代記録を更新したことは、放送とネット配信の両方で大きな注目を集められることを示す事例として注目されています。
総話数・最終回はまだ未発表
確定していること:初回視聴率が世帯18.8%・個人12.1%だったこと、その後9月6日放送の第17話時点で世帯17.1%まで上昇したこと、TVerで配信開始8日間に887万再生を記録し歴代最高記録を更新したことは、複数の報道機関が伝えている内容です。
まだ公式には確定していないこと:第2シーズンの総話数、最終回の具体的な放送日、劇場版の製作・公開については、2026年9月12日時点でTBSからの公式発表を確認できていません。一部報道では「全24話・11月15日最終回」「11月29日に劇場版のプレミア上映、12月4日に一般公開に向けて調整中」といった観測が伝えられていますが、これらは関係者の話や報道ベースの情報であり、公式発表ではない点に注意が必要です。
※この記事は2026年9月12日時点で確認できた情報に基づいています。総話数や最終回、劇場版に関する公式発表があり次第、追記する予定です。
2026年9月24日追記:その後、9月13日放送の通算第18話(第2シーズン第8話)の世帯視聴率は15.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、前回の第17話(17.1%)から下がりました。スポニチアネックスによると、通算第12話以降は15%以上を維持しています。
関連記事
- 映画『国宝』、2027年新春にテレビ初放送決定 22年ぶりに塗り替えた興行記録の中身:『国宝』のテレビ初放送決定と、興行記録の中身
- 『東京リベンジャーズ』新章「三天戦争編」10月放送開始、Disney+で世界独占配信へ:新章「三天戦争編」の放送・配信情報を整理
情報源
- https://news.yahoo.co.jp/articles/861b31c81adeaccf144551c96b4c18caa9c097c5
- https://mantan-web.jp/article/20260907dog00m200007000a.html
- https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8371eb4d0e25c7a7f18740377b7061480578a7
- https://news.yahoo.co.jp/articles/2038350cee8894abfff947455db6e65e0a9b12ab
- https://news.yahoo.co.jp/articles/0157b04cd1a84664d87670af40e4de16657f0707
- https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec35881d2883fb6fba9192de0602624da56813b




コメント